前回の記事ではUSPの話をしましたが、今回はそこで触れられなかったサイトの“機能性”の話をします。
USPはその商品やサイトが持つ“独自の強み”のことですが、自分たちの製品をほかと比較すると、このUSPをより活かすことができます。
◆この記事の目次
サイトの“機能性”とは
ユーザーにとって有益なコンテンツをつくるためには、USPとあわせてサイトの“機能性”を考えることが大切です。
ここでいう“機能性”とは、サイトがユーザーの知りたい情報を載せていて、ユーザーの疑問を解決してくれる“ツール”や“ユーティリティ”として機能しているかということです。
この“ユーザーにとって有益なツール”としてのコンテンツは、Google検索で上位表示されやすい、“検索ユーザーにとっての利便性が高いコンテンツ”でもあります。
つまりサイトの“機能性”を高めるとは、それだけ“ユーザーにとって利便性が高いコンテンツをつくる”ということなのです。
サイトがユーザーのユーティリティとして機能するために必要なことは、以下の通りです。
- ユーザーの知りたい情報を的確に載せている
- ユーザーが抱くであろう疑問を考え、それに対する答えを用意している
- ユーザーが知りたい情報にアクセスしやすくなっている
- 見やすく、わかりやすく情報を提示している
- どこよりも新しい情報を載せている
- サイト内の情報に対する信頼性がある
- USPとサイトの機能性は比較系コンテンツで活きる
前回の記事で解説したUSPは、ウェブマーケティングにおいても大切な要素でした。
このUSPは“その商品が持つ独自の強み”のことですが、自分たちが比較・まとめコンテンツをつくる場合は商品のUSPを認識し、サイトの機能性を高めることが大切です。
自分たちが打ち出す製品とほかとの比較を客観的に行っていて、かつユーザーの買い物や判断を助けてくれる情報やノウハウがあれば、「どの製品がよいのだろう」と考えて検索をするユーザーにとっては、非常に便利です。
つまり比較・まとめコンテンツをつくる際には、製品のUSPを認識し、ユーザーの利便性を意識することがユーザーにとっても、運営者にとってもよいことなのです。
まとめ
今回はUSPとサイトの機能性について解説しました。
比較・まとめコンテンツをつくるときは、製品のUSPを認識したうえで、サイトの機能性向上を意識してみてください。