「ASP」とは、アフィリエイト・サービス・プロバイダのことをいいます。
このアフィリエイト・サービス・プロバイダとは、インターネットでの成果報酬制広告を配信するサービスのことです。
サイト運営者はこのASPを通じ、広告主からサイト上への広告掲載許可を得て、自サイトに広告を貼り付け、商品購入や広告クリックなどの成果発生条件を満たした場合にのみ、成果報酬として広告料を受け取ることができるようになっています。
ASPを通じてサイト上に広告を載せるためには、サイト運営者が広告主から広告掲載可否の審査を受ける必要があります。
広告主からの審査に合格することによって、サイト運営者は広告をサイト上に載せられるのです。
しかし独自ドメインを取得して無料ブログから新ブログへ移転した場合や、ドメインを変更した場合は再審査が必要なのか、疑問に思う人も多いと思います。
結論から先にいうと、ASPにはサイト移行時に再審査が必要なものとそうでないものとがあります。
今回は数あるASPのうち、ブログ移転時に再審査が必要なものとそうでないものとを、私が使用しているASPに限定してご紹介します。
◆この記事の目次
サイト移転時に再審査が要らないASP
まずサイト移転や新ドメイン取得時に、再審査を受ける必要がないASPについて解説します。
A8,net
A8.netは日本最大級の広告数とサイト数を誇るASPです。
このA8.netは新ドメイン取得・サイト移転時に再審査を受ける必要がないASPです。
A8.netのサポートページには、以下のFAQが載っています。
07.サイト登録について 独自ドメインを取得したのでサイトを引っ越したい アフィリエイトのA8.net:サポートページ
A8.netで登録サイトを変えるには、サイト情報の登録・修正タブから登録サイト情報(サイト名、URL)を変更するだけで済みます。
もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは、ネット上だとアフィリエイト初心者にオススメのASPとして紹介されています。
このもしもアフィリエイトもサイト情報の登録・修正を行うだけで、再審査の必要はありません。
Q 登録したサイトのタイトルやURLを変更しました。必要な手続きはありますか。
A サイト一覧にてタイトルやURLを変更することができます。
http://shop.af.moshimo.com/af/shop/management/site
該当サイトの右にある「編集」から変更してください。
各プロモーションへの再申請やソースの貼り替えなどは必要ございません。
もしもアフィリエイトの場合は、「サイトの管理」画面から「登録サイトの確認・変更」を選択し、そこでサイトを追加、変更します。
Google AdSense
Googleが展開するASPです。
このGoogle AdSenseも一度審査を通過した後は、自由にサイトを追加・認証できます。
Google AdSenseの場合だと、メニューから「自分のサイト」画面を開き、そこから+ボタンを押してURLを追加、「サイト」と書かれた箇所の右端にあるボタンからメニューを展開し、サイト認証を済ませます。
サイト移転時に再審査が必要なASP
続いて、サイト移転や新ドメインを取得したときに、再審査を受ける必要があるASPについての解説です。
Amazonアソシエイト
ネット通販サイトのアマゾンが展開するASPです。
以前、以下の記事でも触れましたが、このAmazonアソシエイトはユーザーの誤解を招きやすいユーザーインターフェースを採用しています。
Amazonアソシエイトでサイト登録を変更するためには、まずアソシエイトセントラルのホーム画面から、ヘルプタブを選び、「お問い合わせ」をクリックします。
続いて「アソシエイトカスタマーサービスに連絡する」画面から、フォーム内に名前、件名、サイトURL、紹介料受取人氏名などを入力し、コメント欄に登録サイトを移動したことと、新規サイト追加依頼を書き、新サイトのURLを載せます。
審査に合格したあとは、アソシエイトID直下のアドレスから「アカウントの管理」を選び、「ウェブサイトとモバイルアプリの変更」をクリックして新サイトのURLを入力します。
まとめ
今回は私が利用しているASPのうち、サイト移転時に再審査が要らないものと、再審査が必要なものをご紹介しました。
もし今後サイト移転や新ドメイン取得を考えている方は、移転時に再審査不要のASPにだけ登録しておくと、手間が省けてよいかも知れません。